第10回タイピングサミット 1日目

☆前回までのあらすじ☆

2017年冬paraphrohn「来年になったら本気出す」

2018年春paraphrohn「夏になったら本気出す」

2018年夏paraphrohn「秋になったら本気出す」

仕事する気あるんですかね。

 

ともあれ初日です。幹事なので本当は朝から設営をしないといけないのですが、実際には前回書いた通り朝から大腸菌と戯れていましたので昼から悠々と入場です。禍転じて福となすってやつです。冗談です殴らないでください。

新木場に着いたあたりで幹事組から電話がかかってきていたようですが、僕の携帯は一切通知してくれなかったので全く気付きませんでした。手が小さいこともあって未だにiPhone SEを使用しているのですが、LINE、slack、skypeあたりはなぜか通知してくれないことが多々あります。仕事する気あるんですかね。まあ持ち物は持ち主に似るって言いますからね。言いません。

 

さて生憎の雨でキャリーバッグを犠牲にしつつも途中合流したぷんださんと共に会場に到着。このとき13時ごろですが、タイピングリレーが15時から開始します。会場から最寄りの昼食どころまで1.5km、徒歩で20分弱。信号による遅延が2箇所ある。何時間攻撃しても俺は倒せないよ。つまり即昼ごはんです。せっかく歩いた1.5kmを雨の中引き返します。泣けてきます。しかも途中でチーム謡とすれ違います。行きにもすれ違いました。そのせいでみわさんに会釈されたらしいのに気付かなかったらしいです。最悪ですね。

昼食は早くも恒例となってしまった千吉うどんです。微妙に名前が隅野もなかに似ていますね。目についたのが冷製グリーンカレーうどん。なんでもうどんにすればいいってもんじゃないと思いますが、インドカリー子の姉の同期としては避けられない宿命です。味は良かったです。

 

戻った後は軽く指慣らしをしたいわけですが困ったことに左手が腱鞘炎です。しょうがなく右手だけでTWEWをやってたんですが隣のジェスターさんにドン引きされました。どう考えても不審者なので当然ですね。

肝心のタイピングリレーです。チームはA、特記すべき点はチームリーダー枠がparaphrohnであることでしょうか。どう考えても不利です。何故なら僕にはWTLv.11相当の実力は残っていないからです。というか腱鞘炎で左手が痛いです。嬉しい点はあのタイピングマエストロ隅野貴裕がチームメイトである点です。これでプラマイゼロかマイナス1くらいには持ち込めます。

ワードはあんまり指を早く動かさなくても良さそうなシークレットを選びました。あとはひらがなが余ってたので入ったのと、地味に自信のある二人羽織をパルキーさんとやることになりました。結果としては二人羽織とひらがなは区間トップだったみたいなので一安心。シークレット?まあ問題文読んでからTWの画面開くまでの速度なら他人の3倍くらい出てたと思います。シークレットなので部外秘です。嘘です。書きたくないだけです。

まあ最終的にはチーム優勝できたので何よりです。今回は本当にチームメイトに恵まれました。ありがとうございます。賞品のメダルを受け取り、一昨年まで0枚だったメダルも去年から合わせて4枚になりました。最近はチーム戦に強いですね。個人戦には弱いです。

 

初日は開始が遅いので、イベントが終了してしまうとすぐ飲み会&カラオケの時間になってしまうのが悩みどころです。例年初日は飲み会に行かない方針にしているわけですが今年も食堂予約なので晩御飯は19時からです。そうすると飲み組やカラオケ組に比べれば時間に余裕ができます。何も考えずにふらふら〜って歩いてたら「謡」な皆さんが始めるらしいコードネームなるボードゲームに巻き込まれました。ルールは知りませんが、前々回のサミットで某珠さんが「バスは乗り物ではない」という謎の裁定を下してチームを敗北に追いやったことだけは存じています。

チームメイトはぺんの〜さん(指示役)とmiriさんで、驚異のWT平均レベル12です。僕がWTLv一番低いってちょっと理解できません。序盤からWT力を活かして有利にゲームを進め、カラオケで抜けたぺんの〜さんに変わって途中からsaminさんが指示役に。スパイラル1の指示でを即答する完全なクソプレイもあり完勝に終わりました。狙いのワードを取らせる手法としては相当に優秀な手法ではあるんですが、ゲームの醍醐味を半分くらい失ってるような気もします。「辛島純子2」で「ハート」「クイーン」あたり取らせるのは面白いかもしれません。

 

夕食取って会場に戻ると、あのInterstenoにも紹介されたYusuke Kihara, Japanese young championが現れました。ちなみに僕は総合優勝したにも関わらず一言も触れられてませんでした。この差はどこから来るのでしょうか。とにかく強い人と戦わせようという気運の中、miriさん、僕、テルさんという3人のRTCファイナリストを含むWT兄妹喧嘩が始まりました。結果はテルさん2連勝ののち抜けて僕が1勝。この件についてmiriさんに「後で絶対殺す」と言われましたが、特に殺されることもなく、というか対戦することもありませんでした。1対1での対戦は割と興味あったので、ちょっと残念。

 

会場閉鎖後は楽しい夜の時間です。しかし幹事にはリレーの結果を集計する使命があります。たのんさんが一人でやってくれました。しょうがないので持ち込んだBMSを始めます。平井堅をプレイさせてみましたが残念ながらネタが通じませんでした。「かっこいい曲やってほしい」のリクエストでLemuriaをやって途中で右クリック誤爆したりconflictをやってイージーギリギリだったりしました。

結果発表後は謎のゲームに興じるキチガイ幹事。ワードバスケットの山札から2枚を引き、「その2文字が含まれていて、かつ隣接していない単語」を10秒以内に答えるゲームです。これがなかなか盛り上がり結局朝5時くらいまで続いてしまいました。意味がわかりません。

このゲーム、もちろん発想力も重要ですが、いかに他人の思考を邪魔するかという点が重要です。二つの文字を見た時に真っ先に思いつくのはそれらが隣接した単語ですので、とりあえずその単語を口にして邪魔してやるというのは常套手段です。慣れてくると、隣接してないようで隣接してる単語を言うなどすれば、「何故その単語を口に出すのか」という思考の渦に落ち込ませることができます。

しかし結局のところ妨害として最も猛威を振るったのは単純に笑わせにかかることでした。すなわち合唱です。ハム太郎とっとこうたと色は匂へど散りぬるをは本当にいい活躍をしました。そして究極系として現れる隅野貴裕むかしばなし。隅野貴裕は山に芝刈りに行きながらも川に洗濯に行き、桃から生まれたdqマニアッ太郎と運命の出会いをするわけです。意味がわかりません。しかしこれが深夜テンションです。dqマニアッ太郎は今後キャット&チョコレートでも大活躍することになります。

 

ところで記憶力のいい方は気付いているかもしれません。僕はこの段階で三日目ライトニングトーク用のスライドを一切作成していません。これには深い事情がありまして、なんとライトニングトーク発表用のPCの充電器を忘れてしまっていたのです。スライドくらいなら作成できるかもしれませんが当日の発表で間違いなく充電が持たないので、仕方なく、そう仕方なく、スライド作成を控えていたわけです。

というわけで、次回は充電器奪回作戦から始まります。結局初日は寝ませんでした。